OL症候群と漢方
- 備忘録 東洋医学
- 7月16日
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OL症候群とは、二十五歳から三十五歳を中核とする働く女性にみられる、疲れやすさ・むくみ・冷え・肩こり・肌荒れ・眼精疲労・頭痛・いらだち・気分の落ち込み・動悸・生理不順など、多彩でつかみどころのない不調の総称です。訴えは強いのに検査では大きな異常が出ず、いくつもの病名がつけられますが、それだけでは根には届きません。本稿では、大阪・茨木の地域医療の現場から、背景にあるストレスが肝を傷めて多彩な症状を生む病態をとらえ、補血疏肝を軸とする逍遥散とその加減方を紹介します。激しい情動・抑うつ・パニックといった症例を通して、上ってしまった気を下ろし、肝を伸びやかにほどく漢方治療の実際をたどり、病名ではなく一人の人として受けとめることの大切さをお伝えします。

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