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のぼせ、ほてりの問診について

  • 執筆者の写真: 備忘録 東洋医学
    備忘録 東洋医学
  • 9月8日
  • 読了時間: 2分

更新日:11月9日


のぼせ、ほてり

のぼせ、ほてりは非特異的な症候であることが多く、西洋医学ではあまり重視されませんが、東洋医学では主訴としてこられる場合もあり、大切な症候といえます。

これから問診の注意点について述べていこうと思います。また感染症の発熱に伴い、のぼせほてりを訴えられることもありますが、それは別の機会に述べることとします

 問診においても大切なのは望診です。

先入観を捨ててまず患者さん自身をじっくりみてください。先入観を捨てて、ます患者さんから発せられる心の声や身体の声を聞いてゆきます。その上で用意した質問をしていきます。

男性か女性か、年代は、肥満か痩せ型か、既婚か独身か、子供さん、家族構成は、職業は、具体的な仕事の内容はときいてゆきます。

 とくに女性においては月経関連の問診を詳しくとってゆきます。周期の乱れは、月経前はイライラが強くなり、胸が張るのか、経血に塊は多いか、経血の色や量は多いか少ないか、月経の期間は長い短いなどを聞いて行きましょう。

更年期の女性の場合は、閉経に近づくとホットフラッシュというエストロゲン欠乏によるのぼせをおこすことがあります。のぼせほてりが瞬間的な者か、手足のほてりのような慢性的なものかも聞いておきましょう。

 また、子育てや、介護、職場のストレスは肝気鬱結を引き起こしのぼせ、ほてりの原因や悪化因子となります。

 体重の増減も大切、特に肥満は、痰飲、湿熱証となりのぼせほてりの原因となります。食生活の問診も重要となります。睡眠の質、入眠障害、早朝覚醒、睡眠時間の欠如、夜間頻尿、いびき、日中の眠気をきくことは睡眠時無呼吸診断の第一歩となり、肥満者ののぼせほてりの問診において注意したい点です。大小便の問診も寒熱を知る上で重要。

 また冷えのぼせという病態もあるので、冷えに対する問診、冷えがある場合、腰痛や、夜間頻尿などの腎陽虚の問診も大切になります。

 以上、日常診療においてのぼせ、ほてりの東洋医学的問診上、注意すべき点について述べてみました。問診は望診とセットです。望診に始まり、望診に終わる過程の中で、より核心をついた問診ができるように心がけていきましょう。


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