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浅田宗伯と張錫純の医学思想研究

  • 執筆者の写真: 備忘録 東洋医学
    備忘録 東洋医学
  • 10月9日
  • 読了時間: 1分

更新日:11月9日

浅田宗伯と張錫純

浅田宗伯と張錫純は、それぞれ日本と中国において、西洋医学の急速な流入によって伝統医学が存続の危機に立たされた時代を生きました。浅田宗伯は幕末から明治期の日本で漢方医学の復興に尽力し、『勿誤薬室方函』などの著作を通じて漢方医学の体系化を進めました。一方、張錫純は清末から民国初期の中国で中医学の刷新を目指し、西洋医学との融合を積極的に行いました。彼はアスピリンなどの西洋薬を漢方処方に組み込み、中医学の革新的な発展を図りました。両者は異なる国で、異なる手法を取りましたが、共通していたのは伝統医学を守るという強い使命感でした。宗伯は漢方医学の正統性を深く掘り下げ、理論的・実践的な基盤を強化し、張錫純は伝統医学の枠組みを広げ、西洋医学を積極的に取り入れることで伝統医学の可能性を広げました。この二人の医学者の営みは、単に伝統医学を保存することにとどまらず、それぞれの社会と時代背景に即した形で発展的に再構築し、その存続に貢献したことに大きな意義がありました 。


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