第2回土方中医入門 気血津液精、陰陽五行
- 備忘録 東洋医学
- 10月9日
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更新日:11月9日
本講義では、中医学の基礎である「気・血・津液・精」と「陰陽五行学説」について、図や事例を交えて実践的に解説します。はじめに、生命活動を支える「気」の概念を取り上げ、気の生成、運行形式、分類、そして生理機能(推動・温煦・防御・固摂・気化)について説明します。また気の失調には気虚・気滞・気逆・気陥・気脱・気閉などがあり、それぞれがどのような症状と病理像を示すかを提示します。 次に、「血」は気と密接に関わる陰性の物質であり、気の推動作用があってはじめて血は循環できます。そして脾気は血の固摂に重要な役割を果たします。また、血の失調には血虚・瘀血・血熱があり、それぞれに応じた臨床的観察と処置が必要となります。 さらに、津液とは全身の水分を意味し、その生成と輸送、排泄は脾・肺・腎・三焦の連携により行われ、津液の失調が水湿や痰飲に発展します。気・血・津液は互いに生み合い支え合っており、特に「気は血を生み、行かし、摂する」「気は津液を生み、行かし、摂する」という関係性を把握することが、中医学的病態理解の基本となります。 最後に、五行学説における木火土金水の相生・相克・相乗・相侮の関係について解説します。五行の「動的なバランス」が健康維持に不可欠であり、相生・相克によって調和が保たれる一方、相乗・相侮が起きると病が生じるという視点から、内科的病理と情志との関係性についても紹介します。 (文責峯尚志)

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