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脈診を問う

  • 執筆者の写真: 備忘録 東洋医学
    備忘録 東洋医学
  • 6月7日
  • 読了時間: 1分

指三本の下に、気血の深さが流れている。東洋医学の診察技術の中でも習得が難しいとされる「脈診」について述べます。まず診察環境を静穏に保ち、患者の体位と医師の姿勢を整えます。左右の橈骨動脈を術者の3指で触れ、「寸・関・尺」の脈の位置を定めます。この場所で浮・中・沈の三段階の圧を加えることで気血の深浅を観察します。脈診は比較脈診と脈状診に分けて考えると理解しやすいです。比較脈診は寸・関・尺の部位の脈を比べて診断する臓腑弁証のための脈診で、脈状診は浮沈数遅虚実などの脈状で病態をはかる脈診です。28脈のなかでも浮・沈・遅・数・虚・実・滑・弦・洪・細などが代表であり、それぞれが寒熱・虚実・気血の状態を反映します。寸・関・尺に圧を重ねるほど、体の寒熱と虚実が声を上げる。

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